旧赤坂区地区(読み)きゆうあかさかくちく

日本歴史地名大系 「旧赤坂区地区」の解説

旧赤坂区地区
きゆうあかさかくちく

現港区の北西部を占める地域。赤坂区成立時の明治一一年(一八七八)には南は麻布区、北は四谷区、東は麹町区に接し、西は南豊島郡であった。当地区の町屋は「御府内備考」によると三九町、安永三年小間附町鑑の名主番組は一〇番と一五番であった。なお天保郷帳には一ッ木ひとつぎ村が載る。慶応四年(一八六八)東京府に所属、明治二年の五〇区制では二一番組・二二番組・二四番組に属した。同六年の大区・小区制により第二大区の第四小区・第六小区、第三大区の第七小区・第八小区・第一一小区に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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