早稲田北町(読み)わせだきたまち

日本歴史地名大系 「早稲田北町」の解説

早稲田北町
わせだきたまち

[現在地名]新宿区早稲田町わせだまち

明治五年(一八七二)に三卿の一橋家抱屋敷が町となり成立町名は早稲田町の北隣に位置することによる。北は早稲田村、南は早稲田南町、西は牛込馬場下うしごめばばした町、東は早稲田町。はじめは早稲田村・下戸塚しもとつか村の入会地であったが、元禄年間(一六八八―一七〇四)頃に旗本犬塚平右衛門の抱屋敷となり、文化一二年(一八一五)一橋家家来新村藤兵衛が、天保九年(一八三八)に一橋家が譲り受け抱屋敷とした(沿革図書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android