早苗蓼(読み)サナエタデ

デジタル大辞泉 「早苗蓼」の意味・読み・例文・類語

さなえ‐たで〔さなへ‐〕【早苗×蓼】

タデ科一年草。田のあぜなどに生え、高さ30~50センチ。茎の節は太く、赤みがかる。5月過ぎ、田植えころに赤みを帯びた白い小花を密につける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「早苗蓼」の意味・読み・例文・類語

さなえ‐たで さなへ‥【早苗蓼】

〘名〙 タデ科の一年草。各地田畔湿地に生える。茎は高さ二〇~六〇センチメートル。葉は互生し、長さ五~一二センチメートルの狭披針形で、先端は長くとがり、質は柔らかい。節にさや状の托葉があり膜質で縁には毛がない。五~一〇月、白または紅色を帯びた長さ七~一五ミリメートルの小花を多数密生した長さ一~四センチメートルの花穂をつける。果実痩果で径二ミリメートルぐらい。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「早苗蓼」の解説

早苗蓼 (サナエタデ)

学名Persicaria scabra
植物。タデ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android