デジタル大辞泉
「早計」の意味・読み・例文・類語
そう‐けい〔サウ‐〕【早計】
[名・形動]早まった考え。十分に考えないで判断すること。また、そのさま。「そう結論するのは早計だ」「早計に失する」
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そう‐けい サウ‥【早計】
〘名〙 (形動) 十分に考えをめぐらさないで急いでことをなすこと。また、そのさま。はやまった
計画。はやまった判断。
※東海一漚集(1375頃)三・与竺僊和尚「妄談二般若一之次、不レ顧二早計之嘲一」
※自由
学校(1950)〈
獅子文六〉五笑会の
連中「ベートオヴェン、モツアルトばかりに、
音楽の
精神があると思うのは早計だぜ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「早計」の読み・字形・画数・意味
【早計】そう(さう)けい
早合点。〔荘子、斉物論〕丘や、何ぞ以て之れを知るに足らん。且つ女(なんぢ)も亦た太(はなは)だ早計なり。卵を見て時夜(鶏のとき告げ)を求め、彈を見て炙(けうしゃ)(小鳩の焼肉)を求む。字通「早」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報