明らむ(読み)アキラム

デジタル大辞泉 「明らむ」の意味・読み・例文・類語

あきら・む【明らむ】

[動マ四]物事が明らかになる。確かめられる。〈日葡
[動マ下二]あき(明)らめる」の文語形

あから・む【明らむ】

[動マ五(四)]明け方になって空が明るくなる。「東の空が―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「明らむ」の意味・読み・例文・類語

あきら・む【明】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙あきらめる(明)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 物事が明らかになる。晴れやかになる。→「あきらめる(明)」の語誌
    1. [初出の実例]「ならはぬ御たびゐの心ぐるしさを、むすめのもとに、ひまなく言ひやれど、おぼつかなさの、あきらむかたなし」(出典:たまきはる(1219))

あから・む【明】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 夜が明けて、空が明るくなる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android