明時(読み)めいじ

精選版 日本国語大辞典 「明時」の意味・読み・例文・類語

めい‐じ【明時】

  1. 〘 名詞 〙 文明がひらけて平和に治まっている時世。太平の世。
    1. [初出の実例]「家悲遊水長沈玉、国恨明時頓滅燈」(出典田氏家集(892頃)中・哭舎弟外史大夫)
    2. 「聖代明時(メイジ)政化、争か御裁許なからん哉」(出典:源平盛衰記(14C前)四)
    3. [その他の文献]〔曹植‐求自試表〕

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普及版 字通 「明時」の読み・字形・画数・意味

【明時】めいじ

太平の世。

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