明朝綴(読み)みんちょうとじ

精選版 日本国語大辞典 「明朝綴」の意味・読み・例文・類語

みんちょう‐とじ ミンテウとぢ【明朝綴】

〘名〙 書籍の綴じ方の一つ線装の際、穴を四つあけて綴じる。粘葉装(でっちょうそう)がすたれて、明時代から流行したところからの名。中国では四針眼訂法(ししんがんていほう)といい、日本では四つ目綴じ、また唐綴じともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android