明松寺（読み）みようしようじ

日本歴史地名大系 「明松寺」の解説

明松寺
みようしようじ

[現在地名]小川町上野

曹洞宗で山号を万年山と称し、釈迦如来を本尊とする。「当寺臨済歴世曹洞歴代末山歴世過去牒之扣」に、「曹洞開山南室頓老大和尚禅師、大沢寺八世、当寺曹洞宗開闢也、所謂大安・臥雲・明松・性乗四箇寺之開祖」とあるように、安曇（あずみ）郡大沢（だいたく）寺（現大町市平）八世南室正頓が天正年中（一五七三―九二）開くところである。大日方直経の菩提をとむらうため、その兄弟が建立したものである（長野県町村誌）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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