昏蒙・昏濛(読み)こんもう

精選版 日本国語大辞典 「昏蒙・昏濛」の意味・読み・例文・類語

こん‐もう【昏蒙・昏濛】

〘名〙
① 暗くて、判然としないこと。転じて、無知で愚かであること。頭の働きが悪いこと。
※本朝麗藻(1010か)下・美州前刺史再三往復訪以予病不堪感懐詩以答謝〈藤原有国〉「老眼昏朦如夜、衰容颯灑似秋」 〔韓愈‐独孤申叔哀辞〕
医学で、意識がなくなる状態大声で呼ぶ、強くゆすぶる、つねるなどの強い刺激を与えても瞬時目をさますだけで、すぐまた深い眠りにはいる状態。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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