昔は真斯う(読み)むかしはまっこう

精選版 日本国語大辞典 「昔は真斯う」の意味・読み・例文・類語

むかし【昔】 は 真斯(まっこ)

(昔はまさにこのとおりであるの意) 昔話の終わりにつける慣用句
御伽草子・福富長者物語(室町末)「侍従殿〈略〉小弓持ちて出で給へど、鬼といふ声に、そっとして帰らせらる。昔はまっかう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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