デジタル大辞泉 「昔者」の意味・読み・例文・類語 むかし‐もの【昔者】 老人。また、昔かたぎの人。「今の若い者がわたしたちのような―の気ではだめです」〈藤村・家〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「昔者」の意味・読み・例文・類語 むかし‐もの【昔者】 〘名〙① 老人。※くれの廿八日（1898）〈内田魯庵〉四「あッしの様な往時者(ムカシモノ)が聞いてせヱ」② 昔かたぎの人。※多情多恨（1896）〈尾崎紅葉〉前「お前は昔気質(ムカシモノ)だから那麽(そんな)事を言ってゐるのだ」 せき‐しゃ【昔者】 〘名〙① 過ぎ去った年月。むかし。いにしえ。昔日。昔時。※家伝（760頃）下「昔者侍衛之士、轂鳴而請レ死、節義之子、穿レ地而自殉」 〔易経‐説卦〕② きのう。昨日。〔孟子‐公孫丑・下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「昔者」の読み・字形・画数・意味 【昔者】せきしや むかし。〔易、説卦伝〕昔、人の易を作るや、を幽贊(いうさん)して(めどぎ)を生ず。天を參にし、地を兩にして、數を倚(た)つ。字通「昔」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
、
人の易を作るや、
を幽贊(いうさん)して
(めどぎ)を生ず。天を參にし、地を兩にして、數を倚(た)つ。