春の名残(読み)はるのなごり

精選版 日本国語大辞典 「春の名残」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 の 名残(なごり)

夏が近くなって、わずかに残る春のおもかげ。春の趣を感じさせる最後のもの。《季・春》
貫之集(945頃)四「こぎかへり見れどもあかずわかれにし春の名残藤波の花」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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