春姫登横穴墓（読み）はるめのぼりよこあなぼ

日本歴史地名大系 「春姫登横穴墓」の解説

春姫登横穴墓
はるめのぼりよこあなぼ

[現在地名]高千穂町上岩戸

岩戸（いわと）川上流、標高約四七〇メートルの緩斜面上に立地する。昭和六三年（一九八八）発掘調査が行われた。阿蘇溶結凝灰岩の最上部に造られており、前庭部は先細りの逆三角形状を呈していた。羨門は北側に片寄って設けられており、壁面および床面は閉塞石をはめこむように一段掘込まれていた。前庭部入口部分に閉塞石を切出した跡が確認されたがこれはあまり類例がない。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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