春慶(1)(読み)しゅんけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春慶(1)」の解説

春慶(1) しゅんけい

?-? 室町時代漆工
和泉(いずみ)(大阪府)堺の人。木地透漆(すきうるし)をぬって木目をみせる春慶塗を考案したとされる。その塗りは「堺春慶」とよばれ,能代,木曾,日光などにひろまった。茶道指南書「分類草人木」の筆者春渓と同一人物ともいわれる。活躍期を南北朝時代とする説もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android