春暁(読み)シュンギョウ

デジタル大辞泉 「春暁」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐ぎょう〔‐ゲウ〕【春暁】

春の明け方 春》「―や水ほとばしり瓦斯ガス燃ゆる/汀女

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精選版 日本国語大辞典 「春暁」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐ぎょう‥ゲウ【春暁】

  1. 〘 名詞 〙 春の夜明け。春のあけぼの。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「江頭春暁〈嵯峨天皇〉」(出典:文華秀麗集(818)上)
    2. [その他の文献]〔陳陶‐鶏鳴曲〕

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普及版 字通 「春暁」の読み・字形・画数・意味

【春暁】しゆんぎよう(げう)

春のあけぼの。唐・趙存約〔鳥散余花落〕詩 春曉、游禽集まる 幽樹の

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世界大百科事典(旧版)内の春暁の言及

【孟浩然】より

…その詩は好んで自然をうたい,清新で生々としており,田園山林詩人として王維と並び称される。〈春眠暁を覚えず〉に始まる五言絶句《春暁》はとくに著名。《孟浩然集》4巻が伝わる。…

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