春行く(読み)はるゆく

精選版 日本国語大辞典 「春行く」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 行(ゆ)

① 春が過ぎて行く。《季・春》
※忠見集(960頃)「はるゆかば花とともにをしたひなむおくれば何のみにかなるべき」
② (川の水などが)春、流れて行く。
※続拾遺(1278)春下・一三四「をちこちの苗代水にせきかけて春行河は末ぞわかるる〈藤原光俊〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android