春陰(読み)しゅんいん

精選版 日本国語大辞典 「春陰」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐いん【春陰】

〘名〙 春の空模様がとかく曇りがちであること。春のくもり。《季・春》
※蕉堅藁(1403)将往近県留別観中外史「勁草有誰憐晩節、甘棠空自恋春陰」 〔薜能‐折楊柳十首詩〕

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普及版 字通 「春陰」の読み・字形・画数・意味

【春陰】しゆんいん

春霞

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