昨日は人の身今日は我が身(読み)キノウハヒトノミキョウハワガミ

デジタル大辞泉 の解説

昨日きのうひと今日きょう

他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないこと。人の運命の予測しがたいことのたとえ。
[類語]明日は我が身今日は人の上明日は我が身の上

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

きのう【昨日】 は 人(ひと)の身(み)今日(きょう)は我(わ)が身(み)

他の人に起こった不幸な出来事が、いつ自分にもふりかかってくるかもわからないこと。運命、人事変遷や災難は予測できないもので、他人の不幸を自分の戒めとせよの意。今日は人の身の上明日は我が身の上。昨日は他州の憂い今日は我が身の責め。
浄瑠璃津国女夫池(1721)二「きのふは人の身のうへの、けふは我身のあすか川、罪(つみ)なきつみにしづみ行」

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