昭和元禄(読み)ショウワゲンロク

デジタル大辞泉 「昭和元禄」の意味・読み・例文・類語

しょうわ‐げんろく〔セウワ‐〕【昭和元×禄】

高度経済成長期の天下太平奢侈しゃし安逸の時代をさした語。昭和39年(1964)に、福田赳夫が言い出した語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昭和元禄」の意味・読み・例文・類語

しょうわ‐げんろくセウワ‥【昭和元祿】

  1. 〘 名詞 〙 高度成長政策下の太平ムードを元祿時代になぞらえた、昭和四三年(一九六八ころ流行語
    1. [初出の実例]「昭和元祿の泰平をエンジョイして過せばいいのである」(出典:ソフィアの秋(1968)〈五木寛之〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android