是非に及ばず(読み)ゼヒニオヨバズ

デジタル大辞泉 「是非に及ばず」の意味・読み・例文・類語

是非ぜひおよば◦ず

当否善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「是非に及ばず」の意味・読み・例文・類語

ぜひ【是非】 に 及(およ)ばず

  1. よしあし、やり方などをあれこれ論議する必要はないとか、もはやそういう段階でない状態をいう。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。是非に叶わず。
    1. [初出の実例]「是非に及ばずして忽に以て世を早(はやふする)」(出典私聚百因縁集(1257)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android