是非共に(読み)ぜひともに

精選版 日本国語大辞典 「是非共に」の意味・読み・例文・類語

ぜひとも‐に【是非共に】

〘副〙
① =ぜひ(是非)(二)①
※六物図抄(1508)「制衣と云は是非ともにきよと云也」
② =ぜひ(是非)(二)③
歌舞伎韓人漢文手管始唐人殺し)(1789)二「ヱヱ、いまいましい。猩々の乱れで乱騒に成てのけた。じゃが、どふで若殿は宝の言訳、是非共に痛い腹」
③ どうにもこうにも。なんとしても。
※漢書帝紀抄(1477‐1515)宣帝紀第八「文王の無赦と云は、罰せうずる者を是非ともに罰せらるるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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