デジタル大辞泉
「時ぞともなし」の意味・読み・例文・類語
時ぞともな・し
いつという定まった時もない。いつも。年がら年じゅう。
「いたづらに雲ゐる山の松の葉の―・き五月雨の空」〈玉葉集・夏〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とき【時】 ぞ ともなし
いつともきまっていない。定まっている時がない。いつも。
※
万葉(8C後)一二・三一九六「
春日野の
浅茅が原におくれ居て時其友無
(ときそともなし)吾が恋ふらくは」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報