長唄(ながうた)の曲名。河竹黙阿弥(もくあみ)作詞、2世杵屋(きねや)勝三郎作曲。1864年(元治1)9月初演。西行法師が江口(えぐち)(大阪市東淀川(ひがしよどがわ)区)の遊女と歌を詠み交わすが、遊女は普賢菩薩(ふげんぼさつ)の化身であったという話を題材にした能『江口』の長唄化である。本来は舞踊を伴わない長唄だけの曲。全体の構成は、西行の道行、遊女との出会いと西行の身の上話、遊女の身の上話、普賢菩薩の現出と4部分に分かれ、それぞれ、謡曲風で荘重な曲調、くせのないさらりと運んだ曲調、詠嘆的な華やかな二上り、大薩摩(おおざつま)とそれに続く三味線の技巧を尽くした神秘的かつ荘重な本調子と、趣(おもむき)に変化をもたせている。
[茂手木潔子]
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