晒売(読み)さらしうり

精選版 日本国語大辞典 「晒売」の意味・読み・例文・類語

さらし‐うり【晒売】

〘名〙 江戸時代、奈良名産の晒布を売り歩いたこと。また、その人。呼び声は長々としており、ゆっくりと歩いて売ったという。《季・夏》
※俳諧・陸奥鵆(1697)二「呼声の中や幾足晒売〈臨江〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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