晩成(読み)バンセイ

デジタル大辞泉 「晩成」の意味・読み・例文・類語

ばん‐せい【晩成】

[名](スル)普通より遅れてでき上がること。また、年をとってから成功すること。「大器晩成する」

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精選版 日本国語大辞典 「晩成」の意味・読み・例文・類語

ばん‐せい【晩成】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他より遅れて事を成就すること。また、晩年になって成功すること。
    1. [初出の実例]「朕才似晩成、人可毀」(出典:雑言奉和(10C初か)惜秋翫残菊〈宇多天皇〉)
    2. [その他の文献]〔老子‐四一〕
  3. ばんせい(晩生)〔生物学語彙(1884)〕

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普及版 字通 「晩成」の読み・字形・画数・意味

【晩成】ばんせい

ゆっくりしあがる。〔老子、四十一〕大方(道)は隅無く、大す。大は希聲、大象は形無く、は隱れて名無し。

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