晩発(読み)ばんぱつ

精選版 日本国語大辞典 「晩発」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぱつ【晩発】

〘名〙 病気が中年以後になって現われること。また、罹患後ある期間を経過してから症状が現われること。
※病名彙解(1686)一「晩発(バンパツ)〈略〉仲景全書に王宇泰か云冬寒に傷(やぶ)られて、夏に至て変して熱病となる。内より表に達するの病俗に晩発と云、是なり」

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デジタル大辞泉 「晩発」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぱつ【晩発】

平均よりもおそく病気の症状などが現れること。遅発。

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