智恩(読み)ちおん

世界大百科事典(旧版)内の智恩の言及

【廬山】より

…特に東林寺では南朝晋のときに慧遠(えおん)が出て蓮社(白蓮社)を設立し,弥陀浄土法門を唱えて浄土宗の始祖となった。鑑真(がんじん)も日本へ渡来する前にここを訪れ,本寺の智恩(ちおん)とともに渡日を実行したのであった。山中の名勝の中でも秀峰付近は特に美しく,歴代訪れた文人達の碑刻が多く残されており,その一部をなす香炉峰は白居易(楽天)の詩などで有名である。…

※「智恩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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