智洞(2)(読み)ちどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智洞(2)」の解説

智洞(2) ちどう

1736-1805 江戸時代中期-後期の僧。
元文元年生まれ。浄土真宗本願寺派。京都浄教寺の住職。明和4年の智暹(ちせん)との対論で知られる。寛政9年西本願寺学林の7代能化(のうけ)となる。功存(こうぞん)の説をうけついで三業惑乱(さんごうわくらん)をひきおこし,幕府に処罰された。文化2年10月22日死去。70歳。京都出身。号は桃花坊。著作に「高僧和讃講林」「般舟讃講林」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android