暗中・闇中(読み)あんちゅう

精選版 日本国語大辞典 「暗中・闇中」の意味・読み・例文・類語

あん‐ちゅう【暗中・闇中】

〘名〙 (「あんぢゅう」とも) くらがりのなか。やみのなか。また、人に知られないうち
文華秀麗集(818)中・奉和聴擣衣〈桑原腹赤〉「暗中弁杵低挙。枕上唯聞声抑揚」
※応永本論語抄(1420)里仁第四「学者が此境界に不至、白髪するまで五経六籍をもてあそぶとも、只暗中のしわざ也」 〔趙‐長垂双玉啼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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