暗中模索(読み)アンチュウモサク

デジタル大辞泉 「暗中模索」の意味・読み・例文・類語

あんちゅう‐もさく【暗中模索】

[名](スル)
暗やみの中で、手さぐりしてあれこれ探し求めること。
手掛かりのないまま、いろいろなことを試みること。「打開策を暗中模索する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「暗中模索」の解説

暗中模索

手がかりのないものを、いろいろさぐってみること。見当もつかないままに、あれこれ考えたり手を尽くしたりすること。

[活用] ―する。

[使用例] 薄暗い見物席を二階から暗中模索の態度で見ていると、あの二人に類似した男女随所に見つけられた[正宗白鳥他所の恋|1939~40]

[使用例] 連句の新しい風体は、何を本位としてなさるべきものか。芭蕉たちの「次韻」の試みは、そのことのための暗中模索であった[中山義秀*芭蕉庵桃青|1970]

[解説] 暗がりの中で、手さぐりに探し求める意。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android