書交(読み)かきまぜる

精選版 日本国語大辞典 「書交」の意味・読み・例文・類語

かき‐ま・ぜる【書交】

〘他ザ下一〙 かきま・ず 〘他ザ下二〙 種々の物事をまぜて書く。また、種々の字体をあわせ用いて書く。
※村上御集(967頃)「たのみくる人の心のそらなれば〈略〉など書き給へりけるに、内も書まぜさせ給ひける事ども」

かき‐かわ・す ‥かはす【書交】

〘他サ四〙 書いて互いに取りかわす。手紙などをやりとりする。
紫式部日記(1010頃か)消息文和泉式部といふ人こそ、おもしろうかきかはしける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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