書尽す(読み)カキツクス

デジタル大辞泉 「書尽す」の意味・読み・例文・類語

かき‐つく・す【書(き)尽(く)す】

[動サ五(四)]
書くべきことを残らず書く。思う存分に書く。「感想手紙で―・した」
用紙などを全部使って書いてしまう。「手持ちのはがきを―・した」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書尽す」の意味・読み・例文・類語

かき‐つく・す【書尽】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. すっかり書く。残りなく書く。
    1. [初出の実例]「いみじうかなしきことどもかきつらねて、ひにかきつくしきこえ給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)
  3. 書くための用紙を全部使ってしまう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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