書物箱(読み)しょもつばこ

精選版 日本国語大辞典 「書物箱」の意味・読み・例文・類語

しょもつ‐ばこ【書物箱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物を入れておく箱。本箱
    1. [初出の実例]「是より林大学頭封緘の御書物箱も、以来御書物奉行封印すべき旨、久世大和守達す」(出典:泰平年表‐正徳二年(1712)六月(古事類苑・官位六四))
  3. 学問知識は広いが、独創的な才力のない学者のたとえ。
    1. [初出の実例]「若又聖賢の心を知らずして教儒者あらば、小人の儒にして人の書物箱(バコ)と成べし」(出典:都鄙問答(1739)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android