曹山本寂(読み)そうざんほんじゃく

世界大百科事典(旧版)内の曹山本寂の言及

【曹洞宗】より

…同じく慧能の弟子南岳懐譲(えじよう)の系統の臨済義玄を派祖とする臨済宗とともに,禅宗の二大主流となった。曹洞の名の由来は,洞山とその弟子曹山本寂(840‐901)の洞と曹をとったもので,洞曹宗という表記もある。しかし曹山の系統は長く続かず,その禅風は,洞山下雲居道膺(どうよう)の系統によって後世に伝えられた。…

※「曹山本寂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android