最せめて(読み)いとせめて

精選版 日本国語大辞典 「最せめて」の意味・読み・例文・類語

いと【最】 せめて

  1. ( 「せめて」は動詞「せむ(迫)」の連用形助詞「て」が付いたもの ) ひどくさしせまって。この上なくはなはだしく。
    1. [初出の実例]「いとせめてこひしき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞきる〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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