最仙(読み)さいせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「最仙」の解説

最仙 さいせん

?-? 奈良-平安時代前期の僧。
天台宗最澄弟子ともいわれる。常陸(ひたち)(茨城県)で国分寺僧尼を管理し,経典を講義する講師(こうじ)に任じられる。延暦(えんりゃく)元年(782)同国行方(なめかた)郡に西蓮(さいれん)寺を建立寺院修造,架橋,病人救護などの社会事業につくしたので,悲増(ひぞう)大士とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android