月のワカ(読み)ツキノワカ

デジタル大辞泉 「月のワカ」の意味・読み・例文・類語

つき‐の‐ワカ【月のワカ】

Huaca de la Luna》ペルー西部の都市トルヒーリョ南郊にある古代遺跡。紀元前100年頃から紀元後650年頃に栄えたモチェ文化の代表的な建造物であり、500メートルほど離れて対となる太陽のワカがある。日干し煉瓦れんがを積み上げ、増築を繰り返すことで巨大化したと考えられている。基壇部分の発掘調査により、美しい彩色の施された壁画が見つかった。ワカ‐デ‐ラ‐ルナ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android