月役（読み）ツキヤク

デジタル大辞泉「月役」の意味・読み・例文・類語

１月経。月のさわり。月のもの。
２《月小屋の屋根に用いたところから》長さ1間（約1.8メートル）、幅1寸4、5分（約4.5センチ）の杉材の割り木。

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〘名〙

① 月のさわり。月経。〔倭語類解（１７Ｃ後‐１８Ｃ初）〕

※八丈実記（1848‐55）風俗「貴賤とも天癸(ツキヤク)の節は家に居せず村離れの片里、或は深山に小屋をかけ」

② 月経時の女性を住まわせる小家などの屋根に用いる長さ一間（約一八〇センチメートル）、幅一寸四五分（約四・五センチメートル）の割り木。〔随筆・塵塚談（1814）〕

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