月満つれば虧く(読み)つきみつればかく

精選版 日本国語大辞典 「月満つれば虧く」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 満(み)つれば虧(か)

(「史記‐蔡沢伝」の「語曰、日中則移、月満則虧」による) 物事は盛りに達すると必ず衰え始める。物事には必ず栄枯盛衰のあることのたとえ。
※俳諧・毛吹草(1638)二「月みてればかく とふにおちぬはかたるにおつる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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