月鉾(読み)つきぼこ

精選版 日本国語大辞典 「月鉾」の意味・読み・例文・類語

つき‐ぼこ【月鉾】

  1. 〘 名詞 〙 京都祇園会(ぎおんえ)に、下京区四条通新町東入・室町西入月鉾町から出る鉾の名。天王(鉾竿に取りつけた人形で、鉾の神様とする)は月夜見尊、鉾頭は三日月である。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夕の友は雑式四人〈仁交〉 宵闇にまだ月鉾は出ぬとて〈西虎〉」(出典:俳諧・飛梅千句(1679)賦鬼何誹諧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android