有漢町(読み)うかんちよう

日本歴史地名大系 「有漢町」の解説

有漢町
うかんちよう

面積:四六・三一平方キロ

郡の南北中央に位置。北は北房ほくぼう町・真庭まにわ落合おちあい町、南は賀陽かよう町、東は御津みつ加茂川かもがわ町、西は高梁たかはし市。町域中央を高梁川の支流有漢川が南西方向に貫流し、同川とそれに流入する小河川が山間地にまで水田地帯を形成する。南西部以外は周囲を標高四〇〇―七〇〇メートルの山地で囲まれ、北東部に備前備中美作の接点三飛みとび峠がある。町の西端をかすめるように国道三一三号(旧落合往来)が高梁市から北房町へ抜け、有漢川沿いには県道高梁―旭線が高梁市から加茂川町へ通じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報