有知(読み)ユウチ

デジタル大辞泉 「有知」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ち〔イウ‐〕【有知/有×智】

知恵のあること。また、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有知」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ちイウ‥【有知・有智】

  1. 〘 名詞 〙 知恵のあること。また、その人。無知に対していう。うち
    1. [初出の実例]「かかる有智(ユウチ)高行の上人草創せられし砌(みぎり)なれば」(出典:太平記(14C後)八)
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐執轡〕

う‐ち【有知・有智】

  1. 〘 名詞 〙 知恵のあること。また、その人。⇔無知
    1. [初出の実例]「老僧観規は、〈略〉有智の得業にして、並びに衆才を統(す)べたり」(出典:日本霊異記(810‐824)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android