有線電話(読み)ユウセンデンワ

デジタル大辞泉 「有線電話」の意味・読み・例文・類語

ゆうせん‐でんわ〔イウセン‐〕【有線電話】

電話線でつなぎ、音声電流に変えて送る方法。また、その装置
有線放送電話」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「有線電話」の意味・読み・例文・類語

ゆうせん‐でんわイウセン‥【有線電話】

  1. 〘 名詞 〙ゆうせんほうそうでんわ(有線放送電話)」の略。
    1. [初出の実例]「第三軍司令部の有線電話が」(出典:殉死(1967)〈司馬遼太郎〉要塞)

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百科事典マイペディア 「有線電話」の意味・わかりやすい解説

有線電話【ゆうせんでんわ】

有線放送電話をいう。農山漁村等でラジオ共同聴取設備を利用し,有線放送通話を行うもの。受信者スピーカーと送受話器を設備,本部放送装置と交換装置を備え,調整卓で放送と通話を切り換える。農山漁村で自然発生的に普及したが,のち〈有線放送電話に関する法律〉(1957年)により規制,業務範囲は1市町村内に限られ,1施設あたりの加入者数は2000程度。

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