有耶無耶関・有也無也関(読み)うやむやのせき

精選版 日本国語大辞典 「有耶無耶関・有也無也関」の意味・読み・例文・類語

うやむや‐の‐せき【有耶無耶関・有也無也関】

[一] 山形県宮城県との境界にある笹谷峠にあった関所出羽陸奥の境となった。むやむやの関。伊奈(いなむ)関。歌枕
※土御門院集(1231頃)「たのめこし人の心は通ふやととひてもみばやうやむやの関」
[二] 山形県と秋田県の境界、日本海に臨む三崎峠にあった関所。むやむやの関。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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