有門式運河(読み)ゆうもんしきうんが

百科事典マイペディア 「有門式運河」の意味・わかりやすい解説

有門式運河【ゆうもんしきうんが】

閘門(こうもん)式運河ともいう。運河で結ぶ2水面に高低差があったり,途中高地があって水平運河開削が不可能な場合に建設される運河。途中に水位調節をする閘門を設けて運河を多く閘室区間)に分け,隣合った閘室を同水位にし,閘門を開いて船を進め,これを繰り返し階段状に船を運航させる。パナマ運河,キール運河(北海・バルト海運河)などが代表的。
→関連項目運河

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android