有限体(読み)ユウゲンタイ

デジタル大辞泉 「有限体」の意味・読み・例文・類語

ゆうげん‐たい〔イウゲン‐〕【有限体】

代数学で、有限個の要素からなる四則演算が定義でき、また閉じている有限集合をさす。ガロア体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の有限体の言及

【体】より

FK上有限個の元では生成されない場合を含めての定義は,Kの任意の拡大体Lについて,テンソル積FKLがべき零元をもたないという条件でなされる。
[有限体]
 元の数が有限である体を有限体という。ガロアが最初に考えたとの理由で,ガロア体とも呼ばれる。…

※「有限体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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