服の衷ならざるは身の災いなり(読み)フクノチュウナラザルハミノワザワイナリ

デジタル大辞泉 の解説

ふくちゅうならざるはわざわいなり

《「春秋左伝」僖公二四年から。「衷」は、かなう、つりあう意》ふさわしくない服装は人に怪しまれて災いを招くもとになるということ。鄭の子臧しぞう身分不相応な服装をしたために殺された故事による。
[類語]小人罪なし玉をいだいて罪あり玉を懐いて罪あり匹夫罪なしたまを懐いて罪あり人参飲んで首くく仏神は来らざる果報を願えばかえって災いを与う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android