望打ち(読み)モチウチ

デジタル大辞泉 「望打ち」の意味・読み・例文・類語

もち‐うち【望打ち】

正月14・15日の小正月に、祝い棒を持って行う予祝儀礼。また、その祝い棒。果樹をたたくなどして収穫豊穣予祝する。なり木責め。なり祝い。望ぎり。

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精選版 日本国語大辞典 「望打ち」の意味・読み・例文・類語

もち‐うち【望打・糯打】

  1. 〘 名詞 〙 小正月の予祝行事一つ祝棒を持って、その年に結婚した家を回って嫁の尻を打ち、また、果樹をたたきなどして生産を促す。《 季語・新年 》

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