朝恵比須(読み)アサエビス

デジタル大辞泉 「朝恵比須」の意味・読み・例文・類語

あさ‐えびす【朝恵比須】

恵比須神社に朝参りすること。
商家で、早朝の客を恵比須神に見立てて、その日の縁起を祝っていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝恵比須」の意味・読み・例文・類語

あさ‐えびす【朝恵比須】

〘名〙
① 朝早く恵比須の社に参詣すること。
説経節・さんせう太夫(与七郎正本)(1640頃)上「けさあさゑびすをいわゐそこない、かいまけたるだにもはらのたつに」
② 早朝の客。商人が福の神の恵比須に見立て、縁起を祝っていう。
浮世草子御前義経記(1700)一「床(とこ)の男よろこび、朝ゑびす、けふの仕合(しあはせ)よし」

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