朝普茶（読み）アサブサ

デジタル大辞泉「朝普茶」の意味・読み・例文・類語

朝食前に食べる菓子の類。
「二人の子供が―前、忘れず、必ず桑山（＝薬ノ名）呑のませて下され」〈浄・天の網島〉

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〘名〙朝食前に食べる菓子の類。特に、朝、子供が目覚めた時に与える菓子。おめざ。

※俳諧・続山の井（1667）秋中「朝ふさやあしたのはらの萩花〈如貞〉」

※浄瑠璃・心中天の網島（1720）中「ふたりの子供が朝ぶさ前(まへ)、忘れず必、くは山飲ませてくだされ」

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